たまには『やる夫系』の話しでも [他作品]
「ブーン系小説まとめ事情」さんのところで今年の1月2月のブーン系小説作品数を見て、現在よりも多かったことに驚愕する今日この頃です。
規制の影響なのか、最近作品の投稿が少ないブーン系小説、ちょっとさびしい。(´・ω・`)
そこで、たまにはやる夫系の話――その中で自分が好きなパロディ作品を紹介します。
待っている間に別の楽しみを探しにレッツゴー!
・落語の『寄席「やる夫亭」』作品
・『カナリアンホームズの冒険』
・上記と同じ作者の『怪盗紳士やらない夫』
・旧約聖書
『寄席「やる夫亭」』以外の方の落語も面白いですけど。
旧約聖書の話しは取っ付き難いと思うのでここの紹介だけに留める。
特に上3つは、パロディパやオマージュというのはこういうことか!と納得してしまう作品。
オススメなので紹介しよう!
寄席「やる夫亭」
落語のタイトルじゃないよ、作者の通り名だよ。
この作者◆/IhwdJmRBkさんはちょっと変態さんっぽくてでちょっとSっ気のある方ですが、その知識はスゴイです、無駄知識です(※褒め言葉)。
必ず話のあとに使われているネタの元ネタを挙げられるのだが、わたしが知っているネタもあれば「よくこんなネタを知ってるなぁ……(゚∀゚;;)」と驚嘆するネタなどを、言葉遊びをして変化させているので読んでいて毎回飽きない。
もちろん参考にしている本の紹介もあるけれど、作品やそれらの知識への愛がなければできないパロディ作業。
そのような作品たちを、ただで読めることに対してありがたみを感じます。
しかし時々艶話やお下品なネタ(当社比50%)もあるので注~意。
☆寄席「やる夫亭」&そのほかの方の落語のまとめサイトリンク
・やる夫短編集 地獄編 http://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-category-91.html
・三日月製作所 やる夫 落語 噺
・あんそく(休止中) http://ansokuwww.blog50.fc2.com/blog-category-36.html
あんそくさん、カンバ~ック!
カナリアホームズの冒険
この作品の作者は◆zHdu4olyikさん。
アーサー・コナン・ドイル原作の『シャーロック・ホームズシリーズ』のパロディ。ドタバタコメディでほのぼの系。
大胆なアレンジが特徴で、ゲームや平成ライダーシリーズのネタが使われているので、知ってる人は笑えると思う。判んなくても大笑いしました。
『ローゼンメイデン』(見たことはない)の金糸雀がホームズ役。ワトソンはやる夫。
ホームズのライバル?探偵のエルロック・ショルメはできる夫。
「エルロック・ショルメ」というのはめっちゃ簡単に言うと、モーリス・ルブランがアーサー・コナンドイルに許可なくシャーロック・ホームズを自作品『怪盗紳士ルパン』に登場させて怒られて、急遽ホームズの変わりに作り出した探偵、だそうです。
詳しくはWikipediaなどで調べると、これ以上に判ります。
そしてこの作品の売りと言ったら、カナリアホームズやその他の登場人物の動きの可愛さ!
とにかくカナリアが面白くて可笑しくて可愛くて良い! しかも探偵としての能力はずば抜けて高い。
このシリーズを読んで、カナリアンになってしまったかしら。金糸雀マジプリティ!(※合言葉)
☆カナリアホームズの冒険のまとめサイトリンク
多元 http://tagenmatome.blogspot.com/2009/06/blog-post_432.html
やる夫短編集 阿修羅編 http://mukankei151.blog47.fc2.com/blog-entry-84.html
やる夫短編集 地獄編 http://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-category-140.html
怪盗紳士やらない夫
上記の作品と同じ◆zHdu4olyikさんの作品。
モーリス・ルブラン原作の『怪盗紳士ルパン』のパロディ作品。ギャグもあるがどちらかと言えばシリアス。
こちらも大胆なアレンジが加えられている。
やっぱりルパンの原作の話しは知らないけれど、それでも楽しめますよ。
そしてこの物語の売りは驚くほどカッコイイやらない夫!
やらない夫は怪盗として完璧でカッコイイんだけれど、一人の人間としては完璧じゃない。
時には迷って悩んだり、時には弱音を吐いたりと人間としての心の弱さ、脆さを見せてくれる。
「弱点」を描いているから、だから……作中で美女や幼女たちに想いを寄せらる理由に納得できる。
幼女にとくに好かれやすい、というのには苦笑いですが。<`Д´;>
ヒーロー(どちらかというとアンチヒーローか)にはやっぱり、強さと共に内面の弱さがないとカッコイイとは思えんよ~。
あとは音楽の演出がスゴイ!とだけ伝えてオきます。何度も使われてはいないけれど。
☆怪盗紳士やらない夫のまとめサイトリンク
AAまとめブログ(´∀`) http://blog.livedoor.jp/aamatome/archives/cat_33186.html
やる夫短編集 地獄編 http://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-entry-2135.html
※外伝として、『怪盗紳士やらない夫対カナリアホームズ』もある。こちらも面白いのでオススメ。
上で挙げた3つはどれもパロディ作品ですが、パロディといってもただ上辺だけ似せた作品とは違って、作者なりに原作をよく吟味し、作者なりに原作のネタを生かして、さらに大胆にアレンジを加えて「二次創作作品」として作り上げている。
原作者と原作・元ネタへの尊敬の気持ちと愛、そして作られた作品への愛が感じられる作品たちです。
「元ネタ知らないくせになぁ」とは思っても、伝わってきました。
作品への愛が感じられるから、それだけで安心して楽しめる。
本当に落語やその他の作品を愛して、みんなに知ってもらおうとしているんだなぁと思える。
そしてなによりも「笑い」があるからパロディを楽しめます。
ツッコミこそ笑いのあるパロディ作品に必要不可欠で必需品だと思う、それがあるから大好きだ。
あとは好きな作品への読者のツッコミコと感想、そして作者のコメントの3つがあるせいかも。
読者のコメントをみてみると、楽しんでいるのが伝わってくる……いや、どちらかといえば自分が楽しいからそう思ってしまうのかもしれない。
あとスレの雰囲気が良い。和気藹々としているというかなんというか、伝わってくる。
話し脱線したので話しを戻しまーす。
知識がたまって楽しんで笑ってツッコミが出来るから『寄席「やる夫亭」』作品シリーズも『カナリアホームズ』シリーズも『怪盗紳士やらない夫』シリーズ、あと聖書作品も好きである。
どの作品も元ネタ作品を愛し、理解して作っているから安心して読める。
興味があったら読んでみてほしいです。(*^ω^*)
規制の影響なのか、最近作品の投稿が少ないブーン系小説、ちょっとさびしい。(´・ω・`)
そこで、たまにはやる夫系の話――その中で自分が好きなパロディ作品を紹介します。
待っている間に別の楽しみを探しにレッツゴー!
・落語の『寄席「やる夫亭」』作品
・『カナリアンホームズの冒険』
・上記と同じ作者の『怪盗紳士やらない夫』
・旧約聖書
『寄席「やる夫亭」』以外の方の落語も面白いですけど。
旧約聖書の話しは取っ付き難いと思うのでここの紹介だけに留める。
特に上3つは、パロディパやオマージュというのはこういうことか!と納得してしまう作品。
オススメなので紹介しよう!
◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
寄席「やる夫亭」
落語のタイトルじゃないよ、作者の通り名だよ。
この作者◆/IhwdJmRBkさんはちょっと変態さんっぽくてでちょっとSっ気のある方ですが、その知識はスゴイです、無駄知識です(※褒め言葉)。
必ず話のあとに使われているネタの元ネタを挙げられるのだが、わたしが知っているネタもあれば「よくこんなネタを知ってるなぁ……(゚∀゚;;)」と驚嘆するネタなどを、言葉遊びをして変化させているので読んでいて毎回飽きない。
もちろん参考にしている本の紹介もあるけれど、作品やそれらの知識への愛がなければできないパロディ作業。
そのような作品たちを、ただで読めることに対してありがたみを感じます。
しかし時々艶話やお下品なネタ(当社比50%)もあるので注~意。
☆寄席「やる夫亭」&そのほかの方の落語のまとめサイトリンク
・やる夫短編集 地獄編 http://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-category-91.html
・三日月製作所 やる夫 落語 噺
・あんそく(休止中) http://ansokuwww.blog50.fc2.com/blog-category-36.html
あんそくさん、カンバ~ック!
カナリアホームズの冒険
この作品の作者は◆zHdu4olyikさん。
アーサー・コナン・ドイル原作の『シャーロック・ホームズシリーズ』のパロディ。ドタバタコメディでほのぼの系。
大胆なアレンジが特徴で、ゲームや平成ライダーシリーズのネタが使われているので、知ってる人は笑えると思う。判んなくても大笑いしました。
『ローゼンメイデン』(見たことはない)の金糸雀がホームズ役。ワトソンはやる夫。
ホームズのライバル?探偵のエルロック・ショルメはできる夫。
「エルロック・ショルメ」というのはめっちゃ簡単に言うと、モーリス・ルブランがアーサー・コナンドイルに許可なくシャーロック・ホームズを自作品『怪盗紳士ルパン』に登場させて怒られて、急遽ホームズの変わりに作り出した探偵、だそうです。
詳しくはWikipediaなどで調べると、これ以上に判ります。
そしてこの作品の売りと言ったら、カナリアホームズやその他の登場人物の動きの可愛さ!
とにかくカナリアが面白くて可笑しくて可愛くて良い! しかも探偵としての能力はずば抜けて高い。
このシリーズを読んで、カナリアンになってしまったかしら。金糸雀マジプリティ!(※合言葉)
☆カナリアホームズの冒険のまとめサイトリンク
多元 http://tagenmatome.blogspot.com/2009/06/blog-post_432.html
やる夫短編集 阿修羅編 http://mukankei151.blog47.fc2.com/blog-entry-84.html
やる夫短編集 地獄編 http://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-category-140.html
怪盗紳士やらない夫
上記の作品と同じ◆zHdu4olyikさんの作品。
モーリス・ルブラン原作の『怪盗紳士ルパン』のパロディ作品。ギャグもあるがどちらかと言えばシリアス。
こちらも大胆なアレンジが加えられている。
やっぱりルパンの原作の話しは知らないけれど、それでも楽しめますよ。
そしてこの物語の売りは驚くほどカッコイイやらない夫!
やらない夫は怪盗として完璧でカッコイイんだけれど、一人の人間としては完璧じゃない。
時には迷って悩んだり、時には弱音を吐いたりと人間としての心の弱さ、脆さを見せてくれる。
「弱点」を描いているから、だから……作中で美女や幼女たちに想いを寄せらる理由に納得できる。
幼女にとくに好かれやすい、というのには苦笑いですが。<`Д´;>
ヒーロー(どちらかというとアンチヒーローか)にはやっぱり、強さと共に内面の弱さがないとカッコイイとは思えんよ~。
あとは音楽の演出がスゴイ!とだけ伝えてオきます。何度も使われてはいないけれど。
☆怪盗紳士やらない夫のまとめサイトリンク
AAまとめブログ(´∀`) http://blog.livedoor.jp/aamatome/archives/cat_33186.html
やる夫短編集 地獄編 http://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-entry-2135.html
※外伝として、『怪盗紳士やらない夫対カナリアホームズ』もある。こちらも面白いのでオススメ。
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上で挙げた3つはどれもパロディ作品ですが、パロディといってもただ上辺だけ似せた作品とは違って、作者なりに原作をよく吟味し、作者なりに原作のネタを生かして、さらに大胆にアレンジを加えて「二次創作作品」として作り上げている。
原作者と原作・元ネタへの尊敬の気持ちと愛、そして作られた作品への愛が感じられる作品たちです。
「元ネタ知らないくせになぁ」とは思っても、伝わってきました。
作品への愛が感じられるから、それだけで安心して楽しめる。
本当に落語やその他の作品を愛して、みんなに知ってもらおうとしているんだなぁと思える。
そしてなによりも「笑い」があるからパロディを楽しめます。
ツッコミこそ笑いのあるパロディ作品に必要不可欠で必需品だと思う、それがあるから大好きだ。
あとは好きな作品への読者のツッコミコと感想、そして作者のコメントの3つがあるせいかも。
読者のコメントをみてみると、楽しんでいるのが伝わってくる……いや、どちらかといえば自分が楽しいからそう思ってしまうのかもしれない。
あとスレの雰囲気が良い。和気藹々としているというかなんというか、伝わってくる。
◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
話し脱線したので話しを戻しまーす。
知識がたまって楽しんで笑ってツッコミが出来るから『寄席「やる夫亭」』作品シリーズも『カナリアホームズ』シリーズも『怪盗紳士やらない夫』シリーズ、あと聖書作品も好きである。
どの作品も元ネタ作品を愛し、理解して作っているから安心して読める。
興味があったら読んでみてほしいです。(*^ω^*)
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