三丁目の('A`)ドクオ達のようです

今回取り上げる作品は『三丁目の('A`)ドクオ達のようです』です。
そろそろ最終回が来る日も近いか！？と思うので、紹介いたします。

作者はID:SfkbrnSxO 氏。

タイトルからすると、なんだか「ほのぼの」「まったり」とした動物の物語を想像してしまうかもしれません。
・・・しかし、そんなことはまったくなく、「シリアス」「シビア」といった感じでしょうか。

例えるなら漫画『じゃりン子チエ』に登場する、猫の小鉄の猫生の世界、かしら？（ぜんぜん違うもかもしれん）



◇ストーリー

罠にかかり右前足を失くし生死の境を彷徨った野良の黒猫・ドクオは、人間の女性･クーに救われて「クロ助」と名付けられ飼い猫として飼われることになった。

ドクオは東区にある「ひだまり広場」のリーダー。
広場に集まる野良猫たちと平和な生活を送っていた。
しかし謎の人間・男女2人組みによって他の地区に住む猫たち、そして仲間の命が次々と奪われていく・・・。
ドクオたちは安全な場所を求めて移動を開始する。
自分たち野良猫の命が消される方が先か・・・生き残りを掛けた戦いは始まった！


過酷な状況の中、決してあきらめず明るく生きる猫たちの生き様をとくと見よーっ！！
という事で、紹介終わり。

◇登場キャラクター

ドクオ ('A`)
元野良のオスの黒猫で、現在人間の女性･クーに飼われている。
クーに「クロ助」と名づけられた。
右前足がない。

クー 川 ﾟ -ﾟ)
罠にかかっていたクロ助（ドクオ）を救った。現在彼の飼い主。
無表情をどうにかしようと、家で笑う練習をしている。
離れて暮らす妹がいる。


ブーン （　＾ω＾）
元飼い猫で現在は野良。
恋猫・ツンがいる。
空を飛ぶことを夢見て体を鍛えてきた。
時々、鹿児島弁。

ツン ξ*ﾟ⊿ﾟ)ξ
人間の女性・渡辺さんに飼われている血統種のメス猫。
ブーンの恋猫で、現在身重。
外の世界に憧れていた。

ちんぽっぽ (*‘ω‘ *)
母をゴーグル男に殺された子猫。
ツンと共に行動している。
まだ「ちんぽっぽ」としか喋れないが、周りは理解できている。

ビーグル ▼･ェ･▼
血統つきのビーグル犬。
成り行きでツンとちんぽっぽを助け、今回の騒動に巻き込まれる。
現在は野良だが、以前は人間に飼われていた。
本名は「シャイロ」。

シュー lw´‐ _‐ﾉv
砂緒神社の巫女で、「神速乙女」の異名を持つ剣士。
砂緒秀流剣術創始者で唯一の使い手（そりゃそうだｗ）。
現在、神社は猫たちの避難所になっている。


ゴーグル(男) （　⊆⊇）
ムカつく口調でしゃべる快楽主義者。
以前は毒殺で猫を殺していたが、最近は撃ち殺すのにはまっている。
ハンデを背負って生きる人生を迎えてほしいものだ。

ゴーグル(女) 川⊆⊇)
ゴーグル男と組んで猫を殺している、クーに似ている。
ドクオは彼女がクーではないかという疑念を抱き悩んでいる。


このほかにも登場するキャラクターはいるけど、割愛。



『三丁目の('A`)ドクオ達のようです』が読めるのは、
『オムライス』さんと、『ナギ戦記』さん。

作者のブログは、『明日から現行書く』。



ここからはネタバレ含むよ。


ついに捕まった女・・・しかしまだ男の方は残っている。
やつをどうにかしないと、野良猫たちの平和は戻らない。

わたしとしてはあの男には一生涯残る傷を負い生きてほしいと思う。
いくつの命が無残に散っていったか・・・。

しかしあの男の最期が来た時、ドクオの命も散ってしまうのかな・・・。


最終回を迎えた時、再びこの物語のことを書こうと思います。